2012/10/29

Japan Large motorcycle license 鴻巣で大型二輪免許の一発試験に挑戦

大型自動二輪車免許の通称一発試験

最終日はラッキーな雨天走行で合格


試験車両はYAMAHA XJR1300

出力100馬力 重量250kg

試験1回目

アイドリング状態でクランクに進入

出口付近のパイロンに

横に出っ張ったバンパーが

ほんの一寸擦っただけで事故扱い

ハイその場で終わりとか

なにそれ 

とりあえず最後の課題までは走らせろよ(怒
大型自動二輪免許

2回目

次の日も同様に

S字に極低回転で進入し

出口でエンストしただけで

ハイそこで終わりとか

なんじゃそりゃ

そんなどうでも良いこと見逃せよ(笑

3回目以降は完走するも

異常なほどの細かすぎる駄目出しに

泣かされました



ポイント1

「一本橋」

左右どちらでもお好きな方を選び

10秒間の鬩ぎ合い

半クラッチでエンジンの回転数を上げ

ジャイロ効果を使えばフラつくこともなく

楽々クリアできました

コレが一本橋の登り口
勢いよくスーッと乗っかっちゃったら

背筋を真っ直ぐにビシッと伸ばし

リアブレーキを弱く踏んだまま

すぐにクラッチを切って

5千回転ぐらいまでバーっと上げちゃいます

さすがに1300ccのバランサーは強力で

独楽(こま)のように

ビックリするほど車体が安定します

回転数上げは特に何も言われませんが

ニーグリップはかなりうるさく言われ

膝をタンクにくっ付けて意識していましたが

1ミリでも開いたらアウトで

3回目と4回目はそれで落とされました

ちなみにニーグリップは道交法にも無く

違反でも何でもありません

橋を渡るに全く何の意味も持たない

軍国主義の慣習みたいなやつですね
鴻巣 埼玉 大型二輪

橋を降りると間髪入れずに

「波状路」

車体の重量があるため極低速だと

意外とハンドルを取られて鬱陶しい凹凸で

最初の凸でエンストしてる人も多いです

ここも回転数を上げ気味にしました

5秒以上で通過が原則らしいっす
波状路

してすぐに

「スラローム」

これは誰でも楽勝ですので割愛
スラローム

んでポイント2

最後の鬼門と言われるラスボス

「急制動」

ここで皆さんやられてました

出足からぜんぜん速度が足りてない人や

逆にブレーキの掛け方が弱過ぎて

停まりきれない人が多かった

それはつまり be scared

ビビりです



挙手合図してここから一気に加速

もちろん

メーターなんかは見てません

コレがスタート地点
大型二輪一発試験

急制動開始地点
40km/h以上でパイロンを通過し

奥の三本線内で停まる

晴れの日は二本線以内

雨の日は三本線以内

急加速に急ブレーキという

自分的には最も得意なセクション

エンブレなんかも必要なしです

なお絶対に必要なのがニーグリップ

低速で橋を渡るのには不要という意味が

ここでよく解ると思います

途中60km/h出てたよと言われ

雨の日は路面がどうのこうのと

能書きを聞かされました

余裕でクリア
一発試験

試験自体は荒天でもない限り

多少の雨くらいでは中止にはなりません

雨の日はドタキャンもあって

当日の大型二輪の受験者は2人でした

鬼の目にも涙か武士の情けか

運良く合格を勝ち取ることが出来ました

10回以内を想定していましたが

あっという間の5日間で終了

まぁまぁ面白かった





「実技試験の総括」
なんと言っても最後の急制動
ここでの挙動で8割方が決まるみたいで
運転には度胸も丁寧さも必要ない様子でした

1300cc 250kg の大型バイクを
クイックな操作で扱えているのか
余裕で制御が出来ているのかどうか
一定の条件や決めごとを設定した上で
そこを見極め判断しているように感じました
つまり適性能力の審判です

合格までの費用は試験1回6千円と
免許交付手数料や交通費等も含めて
全部で4万円くらい掛かりました

取得費用は破格の安さ
免許証はその場で即日交付だし
自分の都合で受検予約が取りやすいので
平日に時間の取れる人には
一発試験がお勧めです
以上です

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