大型自動二輪車免許の通称一発試験
最終日はラッキーな雨天走行で合格
試験車両はYAMAHA XJR1300
出力100馬力 重量250kg
試験1回目
アイドリング状態でクランクに進入
出口付近のパイロンに
横に出っ張ったバンパーが
ほんの一寸擦っただけで事故扱い
ハイその場で終わりとか
なにそれ
とりあえず最後の課題までは走らせろよ(怒
2回目
次の日も同様に
S字に極低回転で進入し
出口でエンストしただけで
ハイそこで終わりとか
なんじゃそりゃ
そんなどうでも良いこと見逃せよ(笑
3回目以降は完走するも
異常なほどの細かすぎる駄目出しに
泣かされました
ポイント1
「一本橋」
左右どちらでもお好きな方を選び
10秒間の鬩ぎ合い
半クラッチでエンジンの回転数を上げ
ジャイロ効果を使えばフラつくこともなく
楽々クリアできました
コレが一本橋の登り口
↓
勢いよくスーッと乗っかっちゃったら
背筋を真っ直ぐにビシッと伸ばし
リアブレーキを弱く踏んだまま
すぐにクラッチを切って
5千回転ぐらいまでバーっと上げちゃいます
さすがに1300ccのバランサーは強力で
独楽(こま)のように
ビックリするほど車体が安定します
回転数上げは特に何も言われませんが
ニーグリップはかなりうるさく言われ
膝をタンクにくっ付けて意識していましたが
1ミリでも開いたらアウトで
3回目と4回目はそれで落とされました
ちなみにニーグリップは道交法にも無く
違反でも何でもありません
橋を渡るに全く何の意味も持たない
軍国主義の慣習みたいなやつですね
橋を降りると間髪入れずに
「波状路」
車体の重量があるため極低速だと
意外とハンドルを取られて鬱陶しい凹凸で
最初の凸でエンストしてる人も多いです
ここも回転数を上げ気味にしました
5秒以上で通過が原則らしいっす
してすぐに
「スラローム」
これは誰でも楽勝ですので割愛
んでポイント2
最後の鬼門と言われるラスボス
「急制動」
ここで皆さんやられてました
出足からぜんぜん速度が足りてない人や
逆にブレーキの掛け方が弱過ぎて
停まりきれない人が多かった
それはつまり be scared
ビビりです
挙手合図してここから一気に加速
もちろん
メーターなんかは見てません
コレがスタート地点
↓
急制動開始地点
↓
40km/h以上でパイロンを通過し
奥の三本線内で停まる
晴れの日は二本線以内
雨の日は三本線以内
急加速に急ブレーキという
自分的には最も得意なセクション
エンブレなんかも必要なしです
なお絶対に必要なのがニーグリップ
低速で橋を渡るのには不要という意味が
ここでよく解ると思います
途中60km/h出てたよと言われ
雨の日は路面がどうのこうのと
能書きを聞かされました
余裕でクリア
試験自体は荒天でもない限り
多少の雨くらいでは中止にはなりません
雨の日はドタキャンもあって
当日の大型二輪の受験者は2人でした
鬼の目にも涙か武士の情けか
運良く合格を勝ち取ることが出来ました
10回以内を想定していましたが
あっという間の5日間で終了
まぁまぁ面白かった
「実技試験の総括」
なんと言っても最後の急制動
ここでの挙動で8割方が決まるみたいで
運転には度胸も丁寧さも必要ない様子でした
1300cc 250kg の大型バイクを
クイックな操作で扱えているのか
余裕で制御が出来ているのかどうか
一定の条件や決めごとを設定した上で
そこを見極め判断しているように感じました
つまり適性能力の審判です
合格までの費用は試験1回6千円と
免許交付手数料や交通費等も含めて
全部で4万円くらい掛かりました
取得費用は破格の安さ
免許証はその場で即日交付だし
自分の都合で受検予約が取りやすいので
平日に時間の取れる人には
一発試験がお勧めです
以上です
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